従来の歯科医院のイメージは、痛いときだけ行く場所という負の場所でありました。それに対して歯科医院側のアピールは“削らない”“抜かない”“痛くない”といった、「しないこと」ばかりを全面に出し、また親密感を出すために子供だましのイベントを行なうなど予防歯科ならぬ、患者さんを「呼ぼう」歯科へと変遷していきました。
しかし、「削らないこと」には主語がなく、健康な歯を削らないという本来の主旨が、削る歯科治療は駄目だというように間違ったメッセージを与えるものとなっております。実際は悪くなったところは削らなければいけないですし、残せない歯は抜かなくてはいけないのですが、言葉だけが一人歩きをしている状態に憂いを感じます。
当院が一番大事にしているのは、「治してやる」式の尊大な応対ではなく、かといって「治させて頂きます」のようなへりくだったものとも違う、「真に価値あるものを求める人に期待に応える価値を提供する」ことだと考えています。また、私たちは「歯科医療の力で一億総活躍社会を作る」ことを目指し、あんなこと、こんなこともできますと情報発信できる場所にしたいと取りくんでいます。
歯科医院に通う患者さんは、従来の患部を持った対象として扱われることを望んでいるのではなく、（歯科的）悩みを抱えた一人の人間として対応してもらいたいと思っています。それは「仁術を施される」ことを期待するのではなく、誇りに満ちた人間対人間のビジネスとしての高い価値を提供してくれることを望んでいると考えています。
当院が考える歯科医院の本道とは、「治してやる」式の尊大な応対ではない、かといって「治させていただきます」のようなへりくだったものとも違う、「真に価値あるものを求める人の期待に応える価値を提供する」ことだと考えています。
当院に来院する方へもお願いがあります。
「自分はどうしたいか」、「治療をどう選び取るか」という意識を強く持ってください。自分の病気についてどれくらい知りたいのか、どんな治療を受けたいのか、歯科医師をはじめとした医療スタッフと相談をしながら考えてください。これは何も歯科に限ったことではありません。
そのため、当院の特徴である、精密治療・時間厳守・完全予約制・早期完治・完治状態の持続・安心な滅菌体制を来院される方に約束します。